性病検査、保健所と病院どっちを選ぶ?

梅毒について

先天性梅毒と後天性梅毒

梅毒は性的な接触などで移る性感染症(性病)です。

 

トレポネーマという病原菌が性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触)する事で移ります。

 

梅毒には母子感染で妊婦から胎児に感染する先天性梅毒と、後天性梅毒があります。現在は妊婦検診が行われているため、先天性梅毒はほとんど見られなくなりました。

 

後天性梅毒の多くはセックス、アナルセックス、オーラルセックスなど、皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入して感染したもので、アナルセックスでの感染が特に多くみられます。

 

梅毒患者は一時感染が減少しましたが、2008年以降首都圏を中心に大都市で増加し続けています。

 

梅毒の症状

梅毒の病原菌であるトレポネーマは、皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入して感染し、血液中に入って全身に広がります。男女ともに症状は同じで、4期に分かれます。

 

第1期梅毒

感染して約3週間後

  • 痛みのないしこりができる(硬性下疳)
  • 性器、口、肛門、手指など感染した部分の皮膚や粘膜に小豆大から人差し指くらいのしこりができます。
    その後、しこりは硬く盛り上がってきます。

  • 痛みのないしこりができる
  • 太ももの付け根がはれます。

痛みもなく、そのまま放置しておくと症状は2週間から3週間で消えますが、治ったわけではなく、体の中で病原菌は増殖しています。

 

 

第2期梅毒

感染して約3ヵ月後

  • ピンク色の円形のあざ(バラ疹)
  • 手のひらや足の裏、全身にうっすら赤い発疹が出ます

  • 赤茶色の盛り上がったブツブツ
  • 小豆からえんどう豆くらいの大きさのもの

  • 脱毛症状
  • 人によっては頭髪が抜け落ちることがあります。

病原菌が血液に入り全身に広がります。体の中心線にあたる部分を中心に、全身に赤い発疹ができます(アトピーやあせもの症状に似ていることもあります)。赤い発疹がでると、次に再び丘疹が現れることもあります。同時に、風邪のような発熱をともなって倦怠感や疲労感に襲われます。
これらの症状は、3ヵ月から3年続き、自然に消えます。この時期までの梅毒は感染力が非常に強く、うつりやすい時期でもあります。

 

 

第3期梅毒

感染して約3年以上経過

  • ゴム腫
  • 顎、頭、骨、鼻、筋肉などにコブのような大きな出来物ができます。皮下組織にできる大きめのしこりです。
    結節性梅毒疹やゴム腫などと呼ばれるやわらかい腫瘍で、顔や体が変形していきます。

※現在ではほとんどみられません。

 

第4期梅毒

末期症状

  • 神経梅毒
  • 心臓、血管、神経、目などに重い障害が出ます

※現在ではほとんどみられません

 

重複感染を防ぐにはセーファーセックスと、早期発見です。梅毒に感染するとHIVウイルスにも感染しやすくなるので、早期発見早期治療がとても大事なのです。

 

梅毒検査を受けるタイミングは、気になる行為から4週間経過後。(梅毒は抗体ができるまで約4週間必要とされています)

 

男性は皮膚科・泌尿器科・性病科、女性は皮膚科・婦人科・性病科で検査を受けるとよいでしょう。

 


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