「丘疹性梅毒疹」梅毒の皮膚症状

「丘疹性梅毒疹」梅毒の皮膚症状

赤く盛り上がったような湿疹「丘疹性梅毒疹」

「丘疹性梅毒(きゅうしんせいばいどく)」も梅毒2期の全身症状のひとつです。

 

バラ疹がおさまった頃、感染して4か月から6か月経過した頃に発生します

 

丘疹性梅毒疹は大豆から爪くらいの大きさで、赤く盛り上がったかたい皮疹です。上半身を中心に、顔面にも発生します。はじめは、赤い色をしていますが、時がたつと、茶色をおびた赤い隆起となります。

 

「丘疹性梅毒疹」は手の平や足の裏、粘膜、頭部、顔など全身に症状が現れ、皮膚と皮膚が接触することでも感染します。

 

症状が出る場所によって違う名称があり、手の平や足の裏にできると「梅毒乾癬(ばいどくかんせん)」、口の中や舌など粘膜にできると「梅毒性粘膜疹」、咽喉にできると「梅毒性扁桃炎」、頭部に出ると「梅毒性脱毛症」、性器や肛門にできると「扁平コンジローム」ともいわれます。

 

まとめ

まとめ
梅毒乾癬(ばいどくかんせん)

手の平や足の裏などにできた「丘疹性梅毒」は乾癬などの皮膚病の状態によく似ていることから「梅毒乾癬(ばいどくかんせん)」とも呼ばれます。

 

扁平コンジローム(へんぺいこんじろーむ)

外陰部や肛門(こうもん)付近のように、皮膚や粘膜が向き合っている場所に丘疹性梅毒疹ができると、丘疹は牛乳のような白い色となり、表面がただれて分泌物(ぶんぴつぶつ)が出てくるので、扁平コンジロームといいます

 

梅毒性粘膜斑(ばいどくせいねんまくはん)

口腔粘膜(こうくうねんまく)、簡単に言うと口の中や舌にに丘疹性梅毒疹ができると乳白色の斑点が生じ、梅毒性粘膜斑(乳白斑)といいます

 

梅毒性扁桃炎(ばいどくせいへんとうえん)

梅毒性粘膜斑(ばいどくせいねんまくはん)が咽喉(のど)に発生し赤く腫れれば梅毒性扁桃炎(ばいどくせいへんとうえん)と呼ばれます

 

梅毒性脱毛症(ばいどくせいだつもうしょう)

頭部にできる場合、側頭部に2mm〜5mmのいびつな形の脱毛症状として表れ、やがて頭全体に広がります。

 

これらの症状は早期治療で改善していきます。だから早期発見早期治療が大事なのです。

 

梅毒1期の症状は、女性の50%、男性の65%が見逃すといわれていますが、2期は体全体に症状が出るため、この時期に梅毒に感染したことに気が付く人が多いです。

 

気を付けたいのは症状が出ない無症候の梅毒です。たとえ症状はなくても病気は進行していくので注意が必要です。

 

梅毒検査のタイミング

もしも梅毒感染の不安、心当たりの行為がある場合は、一度検査を受けておかれるのもよいでしょう。

 

梅毒検査のタイミングは、不安行為から4週間経過後(厚生労働省では3週間以降としています)に検査が可能です。

 

病院や保健所でも検査を行っていますし、症状はないけれど確認したいだけであれば、郵送式の検査セットもあります。

 

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