淋病の症状
淋病(男性の症状)
男性が淋病に感染するのは主に「尿道」です。
淋菌に感染すると排尿時の痛みや、尿道から黄みがかった白っぽい粘りのあるウミがでます。
男性の症状
- 尿道から膿(うみ)が出る
- 排尿時激しい痛みがある
- 尿道のかゆみや不快感
- 発熱や激しい痛み
- 精巣上体の腫れ
治療しないでいると前立腺炎や血精液症になることもあります。症状が出たらすぐに病院で治療を受けましょう
男性は泌尿器科、性病科(性感染症科)を受診します。
淋病は感染力が非常に高く、パートナーへの感染率も高いので、2人同時の検査や治療が必要です。
淋病(女性の症状)
女性が淋病に感染した場合、子宮頸管(子宮入口の管)へ感染し、子宮頸管炎をおこします。また尿道炎を併発することもあります。
女性の症状
- おりものの増加
- 下腹部の痛み
- 性交時の痛み
- 不正出血
女性の感染者の多くは症状が出ないこともあり、卵管炎や骨盤腹膜炎をおこし、子宮外妊娠や不妊症の原因にもなっています。
感染に気付かないでいると、自分自身の健康、更なる感染拡大につながる事もあり、パートナーが変わるときは検査を行なう事がエチケットになってきています。
のどへの感染症状
淋病はオーラルセックス、フェラチオなどの性行為により咽頭(のど)への感染が増加しています。
男性の性器から女性の咽頭に感染
女性の咽頭から男性の性器に感染
性器において淋菌に感染している男女の30%は咽頭から淋菌が検出されたとの報告もあります。
のどに感染した場合の症状
- のどの腫れ、痛み
- 発熱など
咽頭の淋菌感染の場合には症状が出ない場合が多く、検査によって初めて判明するケースがほとんどです。
またのどに感染した場合、性器感染よりも完治し難いといわれ、治療に時間がかかります。治療が終わったら完治しているかどうか1週間後くらいに確認のための検査をおこなう事が大切です。
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性病検査キットでの検査は、国から認可を受けた「登録衛生検査所」で行ないます。検査結果は医療機関、保健所と同等の信頼性の高いものです。
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- 淋病について
- 淋病はあらゆる性行為(セックス・アナルセックス・オーラルセックスなど)により「淋菌」に感染して起こる性病(性感染症)です。先進国では減少傾向にあるのに比べ、日本では増加傾向にあります。
- 淋病の感染経路
- 淋病はあらゆる性行為(セックス・アナルセックス・オーラルセックスなど)により感染します。感染経路、感染源は風俗女性が60%を占め、一般女性の40%を上回ります。
- 淋病検査を受けるタイミング
- 淋病検査を受けるタイミングは大事です。淋病は感染する可能性があった日から2〜3日たっていれば検査可能です。明らかに自覚症状がある場合は、病院で早期診断・早期治療を行うことをおすすめします。
- 淋病とHIVの重複感染
- 淋病は最近ではスーパー淋病が流行ってしまい抗生物質が効きにくくなった新しい淋病がでてきています。セックスが多様化し感染の機会が増えたこともひとつの原因ですが、何度も感染を繰り返すと、薬に対する耐性菌が生まれるのもちょっと考えればわかることですよね
- 淋病検査の費用
- 淋病に感染したかな?不安な症状がある場合はすぐ病院に行くことをオススメします。淋病はあらゆる性行為で感染する性病です。淋病検査の費用は保健を使うかどうかでも変わってきます。