HIVの第4世代の抗原・抗体検査
2017年現在、最も使用されているスクリーニング検査は、第4世代の抗原・抗体検査です。
第4世代の抗原抗体検査が主流になる前、HIVの最短検査方法は「NAT」検査でした。しかし抗原抗体検査が可能にり、さらにウインドウピリオドが短縮されています。
郵送式検査キットの大手「ふじメディカル」や「STD研究所」が、2016年秋より第4世代抗原抗体検査の対応を開始しました。
病院や保健所に行く時間がなかったり、人に知られる不安がある人にとっては、かなり検査を受けやすくなったのではないかと思います。
HIV第4世代の抗原・抗体検査は、抗原と抗体の両方を捉えることができるため、「NAT検査」に比べ、1週間ほど早い時期からHIV検査が可能。さらにNAT検査に比べると費用面でも安くすむんですよ。
第4世代の抗原抗体検査とは
「抗原」とはHIVそのもののこと
「抗体」とは特定の「抗原」が体に侵入した後、その抗原に対して体の中で産生されるタンパクです。
ウイルスが体に侵入してから抗体ができるのには、通常4週間ほどかかり、一定量に達するまで検査結果に反映しません。
一方、抗原検査ではHIVの一部分であるHIV抗原を検出するので、より早く感染の有無が分かるようになったのです。
HIVの第4世代の抗原・抗体検査は、気になる行為より30日経過後からHIV1型(抗原)が検出可能です。
郵送式性病検査キットメーカー「ふじメディカル」「STD研究所」では、2016年秋より第4世代の抗原抗体検査の対応をはじめました。
人目を気にするストレスなく、早い時期からHIV1型の検査結果がわかるので利用者も増えているようです。
ただし、HIV第4世代の抗原・抗体検査はHIVT型しか検査できない為、U型の感染の有無を確認するのは、やはり行為から90日以降(3ヶ月以降)に確認検査を行なう必要があります。
本サイト推奨の検査キット
性病検査キットでの検査は、国から認可を受けた「登録衛生検査所」で行ないます。検査結果は医療機関、保健所と同等の信頼性の高いものです。
信頼性、サポート内容、運営会社の規模から本サイトでは以下のメーカーを推奨しています。
※「ふじメディカル」「性病検査STDチェッカー」では第4世代のHIV抗原抗体検査を行っています。
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