性器ヘルペスとHIV
性器ヘルペスの問題点
性器ヘルペスの問題点
- 潜伏感染すると抗ウイルス薬が効かず再発を繰り返す
- 根絶が難しい
- 女性は症状がない為感染を拡大させやすい
- 妊婦が感染すると新生児ヘルペスを発症させる
- 未だワクチンは開発されていない
- 他の性病との重複感染で再発しやすくなる
性器ヘルペスの問題点は、一度感染すると繰り返し再発し、根絶が難しいところです。治療しても抵抗力が弱くなると再発するので、患者にとっての精神的苦痛は大きいといえます。
また女性は性器ヘルペスに感染しても症状がないため、知らず知らずの内に性行為の相手にウイルスを感染させてしまします。
本人に感染者である自覚がないため、感染は拡大する一方…これは大問題です。
妊婦が性器ヘルペスに感染すると、出産時に新生児に感染させることがあり、重篤な新生児ヘルペスを発症させる事も問題点の1つです。
性器ヘルペスとHIV
性器や性器周辺にヘルペスの病変(水泡や潰瘍)ができた場合、HIV(エイズ)ウイルスの感染確率を高めることが知られています。
HIVウイルスは小さな傷口から進入するため、潰瘍部分、水泡部分から感染しやすいのです。(もちろん梅毒、クラミジア、淋病にも感染しやすくなります)
HIVウイルスを移したり移されたりする確率が上がる上、性器ヘルペスは根絶は難しく、残念ながらワクチンは未だありません。。
性器ヘルペスとHIVの重複感染も問題になっています。、HIVの症状が進み免疫力が低下するとヘルペスが再発しやすくなるなどの症状がでてくるためです。
HIV治療の際、エイズ発症のコントロールが難しくなる…などが大きな問題となっているのです。
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関連ページ
- 性器ヘルペスについて
- ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染することによって、性器やその周辺に水泡や潰瘍などができるる皮膚疾患です。感染している相手との全ての性行為(セックス、アナルセックス、オーラルセックス)によって感染します。
- 性器ヘルペスの症状
- 性器ヘルペスには急性型と、再発型、誘発型の3種類があります。急性型が一番症状が重く、感染の機会があってから2〜21日後に外陰部などに症状がでます。